日本語NAT-TESTとCEFRについて
日本語NAT-TESTとCEFRの対照表
日本語NAT-TESTは下記の通りCEFRに対応しています。
日本語NAT-TEST | CEFR | JLPT(参考) |
---|---|---|
4級(N4相当級) | A2 | N4 |
解説
日本語NAT-TESTでは、日本語教育機関の告示基準の目安として、
日本語NAT-TEST 4級 = CEFR A2
としています。
CEFRはもともとアルファベットが数十文字程度のヨーロッパの各言語の習熟度を比較するための基準であり、ひらがなやカタカナ、漢字、アルファベットなどの数千~数万の文字からなる日本語を同じように評価するのは無理があります。
また、CEFRでは言語能力を「読む、書く、聞く、話す」の4技能を総合的に評価していますが、NAT-TESTではそのうち「読む、聞く」の技能を評価の対象にしておりますので、NAT-TESTとCEFRを厳密に比較することは困難です。
しかし、私たち専門教育出版の40年以上に及ぶ日本語教材開発や、30年以上に渡る日本語試験開催の経験則をもとに慎重に検討を重ねた結果、 「NAT-TEST4級(JLPT N4相当級)の合格者はCEFR A2相当の実力がある」という結論に至りました。