日本語能力試験(JLPT)との比較

ここでは、「日本語NAT-TEST」を日本語能力試験(JLPT)と比較しながらご説明しています。

基本的には、日本語NAT-TESTの出題基準や構成は日本語能力試験とほぼ同じです。日本語能力試験の模擬試験としても使えるように設計されています。

主催団体

日本語NAT-TEST 専門教育出版 日本語NAT-TEST運営委員会
日本語能力試験 国内: 財団法人 日本国際教育支援協会
海外: 独立行政法人 国際交流基金

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実施回数

日本語NAT-TEST 年6回以上(1級は年3回)
日本語能力試験 年2回

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試験形式

日本語NAT-TEST 1級・2級:
1)言語知識(文字・語彙・文法)・読解
2)聴解
3級・4級・5級:
1)言語知識(文字・語彙)
2)言語知識(文法)・読解
3)聴解
日本語能力試験 同上

【メモ】日本語においてカタカナ語は日常で頻繁に使用され、とても重要なものです。その多くは外来語ですが、必ずしも外来語本来の音そのものではありません。そのため、“日本語として”の正確なカタカナ表記がどうしても必要だと考えます。

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語彙数

日本語NAT-TEST 5級: 約750語(新出約750語)
4級: 約1,700語(新出約950語)
3級: 約3,350語(新出約1,650語)
2級: 約5,900語(新出約2,550語)
1級: 約10,000語(新出約4,100語)
※詳しくは『品詞別・1級~5級別 1万語語彙分類集』(弊社刊)をご参照ください。
日本語能力試験 非公表

【メモ】日本語能力試験は2010年から大幅に出題方針を変えたために、また、シラバスの詳細は未発表ですが、『日本語NAT-TEST』とほぼ同様のシラバスと考えられます。

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漢字数

日本語NAT-TEST 5級: 約100字(新出約100字)
4級: 約300字(新出約200字)
3級: 約650字(新出約350字)
2級: 約1,100字(新出約450字)
1級: 約1,850字(新出約750字)
※詳しくは『語彙別漢字基準表』(弊社刊)をご参照ください。
日本語能力試験 非公表

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学習時間

日本語NAT-TEST 5級: 200時間
4級: 400時間
3級: 600時間
2級: 800時間
1級: 1,000時間
日本語能力試験 非公表

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合格基準

日本語NAT-TEST (1)総合得点が合格点以上で、かつ、(2)各得点区分の得点が基準点以上の得点であること。
※基準点は得点区分によって異なります。
日本語能力試験 (1)総合得点が合格点以上で、かつ、(2)各得点区分の得点が基準点以上の得点であること。
※基準点は得点区分によって異なります。

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その他の基準

日本語NAT-TEST 【アクセント】
基本的には標準アクセントを基準としますが、聴解分野の会話等で若い人が日常使用するアクセントも可としています。いわゆる、アクセントの平板化です。
例:グラフ、ドラマ など
【表記】
基本的には一般的な辞書の表記を基準としますが、問題文中では日本人が日常一般にする表記も可としております。ただし、漢字問題としては出題しません。
例:一所懸命、一生懸命 など
日本語能力試験 非公表

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